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台風が近づいており大風に飛ばされそうになりながら、
今回のBIGBAND! No.5でも登場いただいた吉田 治さん率いる バトルジャズ・ビッグバンドのライブ! 目黒のブルースアレイに行ってきました。 CDではずいぶん聴いていたんですが、ビッグバンドはやっぱりライブですね。 ライブハウスとしては広いほうですが、音楽ホールとは違い メンバーの息づかいまで聞こえてきそうな臨場感がうれしい。 このバンド、高速チューン専門のやや色物的扱いをされがちですが、 そんな型どおりのレッテルは、1曲目がはじまったと同時に どこかに吹き飛ばされてしまうのです。 たしかに速い曲が多いし、音もでかい!(これはPAの問題?) しかし、この実力者揃いのメンバーを見れば、それだけじゃないことはあたりまえ。 16人いてもひとりひとりがよく見え(聴こえて)てくるんです。 これは音響の問題ではけっしてなく、 各パートのバランスと個性が一流ということなんだと思います。 一流であるということは、音量がどうであれ、PAがどうであれ、 ハコの大きさなど関係なく、聴き手の心をつかむことができるのです。 対談のときにもそうであったように、見かけによらず? 吉田さんのMCはやさしく軽妙な語り口調で、しかも長い! これだけハードな演奏を余儀なくされるので メンバーを休ませるという意味もあるのでしょうが 本人は大汗かきながら、しかし平然と次の曲へいく姿。 これもプロフェッショナルということなんですね。
by bigband-jazz
| 2010-08-13 14:55
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