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2015.2.27 fri.
Blue Note Tokyo 小曽根真(p) featuring NO NAME HORSES 1984年、このとき既にその才能を注目されていた 小曽根 真という若きジャズピアニストが 「OZONE」を発表したときの衝撃は計り知れなかった。 このときはまだレコードの時代で繰り返し何度も針を落としたことを覚えている。 (いまこの表現通じませんか?) その後CD化されたときにも早々に購入したほどの愛聴盤となっていた。 このときのゲイリー・バートンのヴァイブとのコラボレーションをスタートに、 トリオやソロピアノ、クラシック音楽へのアプローチに至るまで、 彼の音楽表現は淀むことなくわれわれの感性に刺激を与え続けてくれた。 そして、このNO NAME HORSESも ビッグバンドというユニットで長年活動を続けており、 革新性・エンターテイメント性を併せ持つ素晴らしい成果をあげてきた。 この日のブルーノート東京公演も、超満員の観客に対して、 当初から行動を共にしてきた15人のメンバーが全力プレイを披露してくれた。 (なぜかトロンボーンの片岡氏にかわりマイケル・ディース氏が加わっていた) 大胆かつきめの細かいアレンジや腕利き揃いのメンバーによる迫力サウンドは、 結成当初から変わることなく高い完成度を保っている。 このことはだれも疑う余地はないだろう。 しかし、ステージが進むにつれ、 いままでイメージしていたこのバンドの色彩豊かなキャンバスに、 いままで使っていなかった絵の具を薄く塗り足しているような印象を感じた。 けっしてビビッドな色ではなく、水を多く含んだグレイッシュな色。 小曽根氏のラテン気質?の明るく観客を楽しませてくれるMCとは裏腹に、 彼がもとからもっていたグレーな部分(日本的とも言える?)が 少しずつサウンドに影響をあたえているのかもしれない。 エッジが効いたシャープな音でありながら、 湿気を含んだ柔らかさを併せ持っている。 人は年月と共に変わっていく部分があって当然。 しかし、なにもしないで色があせていくのではなく、 重ね塗りをすることによって深みを増していく。 そうありたいとNO NAME HORSEを聴いていてそんなことを考えていた。 No Name Horses Makoto Ozone (p) Eric Miyashiro、Mitsukuni Kohata、 Sho Okumura、Yoshiro Okazaki (tp,flh) Eijiro Nakagawa、Michael Dease、Junko Yamashiro (tb) Kazuhiko Kondo、Atsushi Ikeda、Toshio Miki、 Masanori Okazaki、Yoshihiro Iwamochi (sax) Kengo Nakamura (b) Shinnosuke Takahashi (ds) Set List 1.SMOKIN' BURININ' 2.COOKIN' FOR HUNGRY HORSES 3.STREET OF DREAMS 4.YOU'RE NOT ALONE 5.MY FUNNY VALENTINE 6.ATFT 7.JUNGLE EC.CORNER POCKET
by bigband-jazz
| 2015-02-27 23:52
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