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今年も2日間にわたるこのビッグイベントを取材させていただきました。
全35校、最前列の大スピーカーの前で写真撮影をしながら聴いているので 各校を公平に聴き分けることはムズカシイのですが 昨年に比べると気持ちにも余裕が生まれ?楽しむことができました。 いや〜、みなさんお上手ですね。 1年をここに焦点当てて練習に励んできた学校も多いのでしょうね? 音がズレるとか、誰かが走っちゃうとか、ソロで「プヒィ〜」なんて うわずっちゃう子なんて皆無ですから。 もうキッチリ、パキパキでオリンピックの新体操を観ているようです。 ダ〜ラダラ、ユラユラ的なのあったらウケたかも? しかし、結果はといえば、やっぱり国立が6年連続一等賞。 洗足が2位と音大勢が上位を占めました。 このことに関しては、いろいろな識者?がツイッター等で批判を込めて語っていますが この制度における採点方式では当然の結果で 聴き比べれば、やっぱり抜きん出ていました。 演奏技術も楽曲の完成度や実験性など、一ジャズファンとして十分楽しめる エキサイティングな内容だったと思います。 入賞校の1人が授賞式で「4ビートでトップにはなれないんでしょうか!」 と、やや愚痴を含んだ発言をしていました。 気持ちはすご〜くわかるのですが、この上位2校との違いを もう一度問い直してみることは、けっして無駄ではないのでは・・・? このコンテストは10点満点を目指すのではなく すでに、その先を求められているものになっているのだと感じました。 これ、体育系学バンにはキツイかもしれませんね。 でも音楽やってるんだから、逆に考えれば楽しくないですか? 1位なんか目指すんじゃなく、芸術点をかせいでください。 じゃぁどうすればいいか?う〜む。 とりあえずアドリブソロの書き譜はやめる、ってどうでしょう? ジャズなんだから。 第1位 国立音楽大学 ニュー・タイド・ジャズ・オーケストラ 第2位 洗足学園音楽大学 ゲット・ジャズ・オーケストラ 第3位 明治大学 ビッグ・サウンズ・ソサエティ・オーケストラ 第4位 早稲田大学 ハイ・ソサエティ・オーケストラ 第5位 大阪大学 ザ・ニュー・ウェイヴ・ジャズ・オーケストラ 第6位 慶応義塾大学 ライト・ミュージック・ソサエティ 第7位 同志社大学 ザ・サード・ハード・オーケストラ 第8位 東京工業大学 ロス・ガラチェロス 第9位 法政大学 ニュー・オレンヂ・スウィング・オーケストラ 第10位 洗足学園音楽大学 しわしわーず 最優秀ソリスト賞 石井 裕太(Cl/TS)明治大学 ビッグ・サウンズ・ソサエティ・オーケストラ 優秀ソリスト賞 宮木 謙介(BS)洗足学園音楽大学 ゲット・ジャズ・オーケストラ 優秀ソリスト賞 勅使河原 萌(P)日本医科大学 ミッドナイト・サウンズ・ジャズ・オーケストラ ベストランクアップ賞 京都大学 ダーク・ブルー・ニュー・サウンズ・オーケストラ #
by bigband-jazz
| 2012-08-19 23:35
昨年に続き2回目となるビッグバンドの祭典が富士の麓で行われました。
この催しの特色は、中学生から社会人まで 分け隔てなく(節操なく?)出演することができることですが なんといってもロケーションは他の野外フェスの追随を許しません。 全開口のステージバックには富士のお山がど〜んと鎮座しており (今回は残念ながら雲に隠れていましたが・・・) 客席は山中湖に面した広大な丘陵にあり全面芝生に覆われています。 ステージの上には高原の爽やかな風が気持ちよく吹き込み (譜面も飛ばされてましたが・・・) それだけでも出演する価値があります。 コンペティションということでおのずと順位が付いてしまうのですが これははたして必要なことなのか・・・ちょっと疑問も残ります。 しかし、1位となった唯一の社会人バンド"Tokyo F.O. Lab Band"がやってくれました! 演奏技術はもとより、音楽に対する深い思い入れや 紳士的なステージマナー、バックステージでの気遣いなど まさにアマチュアビッグバンドのお手本。 表彰式におけるメンバー全員の無邪気な万歳三唱に 観客からあたたかい拍手が送られていました。 2位となった笹下中学校の生徒も 午前中から会場入りし準備に余念がありません。 ほかのバンドの演奏を終始最前列で食い入るように見ていた姿が印象的で 演奏技術は折り紙付きですが、 そういった音楽に対する姿勢も示してくれたような気がします。 アマチュアが音楽を楽しむ、ということを あらためて教えてくれた今回の「きらら」。 みなさん、ぜひ次回は参加してみませんか? そして慶應ライトのみなさん・・・ やっぱり遅刻はいけません。2年続けて。 もう始まろうという昼頃「今世田谷を出ました〜」という電話を受けたときの 運営スタッフの狼狽ぶりを間近で見ていた私からも 部員全員、猛省をお願いします。 3位と告げられたときの悔しそうな顔、"喝!" 出演バンド 横浜市立大学 セカンド・ウィンド・ジャズ・オーケストラ 正則学園高等学校 EMP 富士学苑中学高等学校 Moon Inlet Sownds Orchestra 芝浦工業大学 College Society Jazz Orchestra 横浜市立笹下中学校 SASAGE JAZZ ENSEMBLE ORCHESTRA 慶應義塾大学 Light Music Society Tokyo F.O. Lab Band #
by bigband-jazz
| 2012-08-04 23:16
もうすぐ某ビッグバンドジャズコンテストの本選がはじまります。
全国学バンの頂点をめざして、今頃一生懸命練習しているんでしょうね? もう間違えちゃいけないから、何度も何度も同じ曲を練習して ソロなんてほとんどが書き譜。あやしいパートはほかの学校から助っ人たのんで 当日はもう完璧です!一分の隙もありません。 そんな頃、アメリカから黒船がやってきました。 全米選抜学生バンド。平均年齢18歳ということなので高校生が多いということ。 見た目は幼い顔したかわいらしい子もいれば、 おっちゃんくさい髭面の子もいて年齢幅はありそうです。 能登で行われたMonterey Jazz Orchestraの招待バンドで この日は、帰りに東京で行われた特別企画ライブです。 印象は「荒削り」。 けっこう外すし、音でかすぎだし(これは日本の学バンといっしょ)。 緊張しているのか、ちょっとぎこちなさも目に付きます。 しか〜し、やっぱりジャズを演っているのです。 ジャズオーケストラなのでそんなのあたりまえですが・・・ なにか日本の学生ビッグバンドとはあきらかに違う多くのものを この子どもたちはそなえている、と思えてならないのです。 そしてなにより各人のアドリブソロ!(ほぼ全員がやっていた) 放っておけばいつまでもやっていそうな勢いと完成度。 そしてそこにはオリジナリティを追求しようとする強い個性が感じられ 聴衆を引きつける力を持っています。 まさにジャズ! もちろん持って生まれた血や環境も、われわれ日本人とは違うのでしょう。 でも、このバンドに限って言えばたぶん 指導者の的確な導きあっての「音」なのではないでしょうか? 18歳の子どもが演奏するには妙にコムズカシイ難曲ばかりですが 妥協を許さない高度な教育的指導のなせる技がここにはあるのです。 こういうこと、そろそろ日本でもやらないとっ! Director:Mr.Paul Contos Tyler Tritt、Ryan DeWeese、Adam O’Farrill、Jeric Rocamora、Max Boiko(tp) Joonas Lemetyinen、Coleman Hughes、Matthew Bumgardner、 Blake Manternach、Chris Palowitch(tb) David Milazzo、Connor Anderson、Cameron Vohr、Jacob Shulman、Jasper Dutz(sax) Elena Pinderhughes(fl) Nick Lamb(pf) Lake Jiroudek(g) Daryl Johns(b) Cameron MacIntosh(ds) Laila Smith(vo) #
by bigband-jazz
| 2012-08-01 23:57
この人がT-SQUAREで彗星のごとくデビューしたのは20年以上も前のこと。
それ以来、スターサックス奏者としての輝かしい経歴を積んできた。 今夜は、まさにそんな彼にふさわしいゴージャスなステージだった。 この世界、過去に妙なブレイクをし頂点を極めてしまったミュージシャン(グループ)は それ以降、熱狂的なファンは甘い思い出とともにライブに通い続け 年月を重ねるほどに観客の高齢化が進んでいき 若い人が入って行きづらいコミュニティとなっていく傾向があります。 しかし、この日集まったファンの多くは学生とおぼしき20代の若者が中心。 けっして安くないミュージックチャージを、 身銭を切って購入した彼らを引きつける魅力とはなんだろう? あるワケ知り顔の中年男性が 「音がデカすぎるし複雑すぎてサーカスのようだ!」と言っていました。 本質を見誤ってはいけません。違うのです・・・きっと? こんなことで若い人は付いてくるはずもなく 本物が持っているパワーに引き寄せられているんだと思います。 たしかに、新曲?における限界に挑戦したようなテンポで 複雑なアレンジを施されたサックスソリやトランペットアンサンブルなど のんきに日々を過ごしている御人には付いていけないかもしれない。 でも、「ジャズは水割りのグラスを傾けながら〜」なんていうことより やり尽くしてみる!という、とんがったところから生まれてくる可能性、に 魅力を感じてしまうのです。 ちがいます〜? 本田さんが終演後「最近さぁ、ビッグバンド来てるよね〜?」と言ってました。 「次の新譜はぜひ BB Station で!」とお願いしておきました。 いろいろとムズカシイようですが・・・ Masato Honda(sax) Eric Miyashiro、Isao Sakuma、Kai Takaara、Mitsuru Tanaka(tp) Eijiro Nakagawa、Kanade Shishiuchi、Nobuhide Handa、Koichi Nonoshita(tb) Osamu Yoshida、Kei Suzuki、Jun Umegaki、Shuuichi Kuwata(sax) Shinji Akita(p) Jun Kajiwara(g) Tetsuo Sakurai(b) Eiji Tanaka(ds) #
by bigband-jazz
| 2012-07-23 23:20
えー、MJOのライブ、
オーチャードホールは3階席まで満席だったとのこと。 で、こちら秋葉原・TokyoTUCではどうかというと、 うわ!ミッチミチにうまった客席のお客さんの熱気、すごっ。 オーケストラのみんながステージに向かう時からの大声援。 新しいアルバム 「マンハッタン・ジャズ・オーケストラ・プレイズ・ディズニー」 を聴いたとき、その吹奏楽っぽい響きに正直「ん?」と戸惑った私。 ほとんどPAを使わないので、ひとたび演奏が始まると, ホルンやクラリネット、チューバなど、このバンドの個性を かなり(以外にも?)楽しく聴くことができました。 そしてとにかくソロ! ビッグバンドのサウンド的にはバランスが~、とかあるのかもしれないけど 各人の「オレにまかせろ、オレだよオレ」という オレオレ詐欺ならぬオレオレ先、のやる気マンマンオーラの魅力。 こういう熱さには引っ張られます。ね、クリス! (彼の驚異的な音のデカさがサックス3本になった理由?) J・フェチョックの超クールなプレイ。猛者ぞろいのtp。 たった一曲、左手だけで弾いたD・マシューズのピアノ。 一方それを見守るオーディエンスが発する、会場一杯の尊敬に満ちた空気。 この空気こそ、リーダーのマシューズが ずっと大事にしているものだということが よ~く伝わった80分でもありました。 やっぱりジャズは生もの。聴いて観なくちゃわからんね。 勢い余って学生に混じって、ついつい記念撮影してもらいました。 この近さがライブハウスで聴く魅力ですね。たはは(h) #
by bigband-jazz
| 2012-07-22 23:29
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