カテゴリ
以前の記事
2017年 08月 2015年 02月 2014年 09月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 お気に入りCD
フリーペーパー
『bigband!』の サイトはコチラ! http://bigband-jazz.jp 検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
小学生から大学生まで幅広く門戸を広げている
ステラジャムが今年も富士の麓で開催されました。 しかも、昨年までの2日間の開催だったのが、 なんと3日間にブリュームアップされ 全35のビッグバンドが全国から集まりました。 出場校は関東、東海地方が中心ですが 今年は関西や九州からも参加しており、まさに全国規模になりつつあります。 元気のない日本ですが、ここだけは拡大路線を突き進む 頼もしい大会に成長しています。 この大会の特長は、某ビッグバンドコンテストのような「頂点目指します!」的な ピリピリ感はなく、どこかお祭り気分のゆるさがあります。 怖い顔して演奏しちゃうと、審査員の先生方に 「もっと楽しまなくちゃ!」なんて言われちゃいますから。 そうなのです。今回特に印象に残ったのは 3日目に行われた小学生から高校生の部でチャンピオンになった 名古屋少年少女ビッグバンドLittle Hills Jazz Orchestra。 もちろんうまいんですが、このバンド小中学生が中心なので ややハンディはあると思うのですが、 音楽にとても説得力のある力強い魅力を持っているのです。 そして、なんといっても突出していたのは「楽しそう」ということ。 よくブラバンなどで感じる「やらされている感」は微塵もありません。 同じく上位4賞に選ばれた先輩格の 名古屋高校生ビッグバンドFree Hills Jazz Orchestraにも同様の印象を受けました。 指導者の力量や音楽環境が恵まれているのかもしれませんが 納得の受賞だったと思います。 そしてもう一つ気づいたことは 何人かの子たち(中高生)が、ほぼアドリブでソロをこなしていたということ。 ジャズなんだからあたりまえとはいえ、爽快でした! この大会の詳細レポートはKOBEjazz.jpでも来月掲載予定です。 #
by bigband-jazz
| 2012-09-16 23:40
BIGBAND! 誌の人気コラム「エリックミヤシロのアメリカ青春日記」も
次回で10回目を迎え、編集しているわたしも毎回楽しみにしています。 この業界の人たちも、意外と知らないことがたくさん書かれているということで エリックさんの体力?が許す間は続けていこうと思っています。 しかし、エリックさん曰く「活字にはできないような裏話もたくさんあるんだよ」 と、常々ワタシ聞かされていました。 そんな折り、山野楽器さんからトークショーのナビゲーター役のお話をいただき これはいい機会とばかりに、身の程もわきまえず引き受けさせていただいた次第です。 もちろん私はトランペットの経験も知識も全くなく はたして、この人選に大きな間違いがあるのではないか?という疑問はありますが そこはお許しいただいて、個人的に興味を持っていた バディ・リッチやメイナード・ファーガソンらのバンドで リードを吹いていた時代を中心にしつこく質問させていただきました。 やっぱり元気の良かった時代の話はおもしろいですね。 みんな無茶してるし、せめぎ合っているし、けんかやねたみもあったりするんですけど その反面仲間意識も強くて・・・無我夢中で音楽をやっていたんですね。 「吹きすぎて切れてしまった唇の傷を瞬間接着剤で応急処置して演奏していた」 というんですから・・・ でも、この時期の経験が今のエリックさんの揺るぎない信念を形成したんだと思います。 「今の若いミュージシャンはそんな経験をしたくてもその場がないからかわいそうだ」 と、しみじみ話してくれました。 あ〜、でもやっぱり案内役の任は向いてなかったようです。 ほとんどエリックさんにナビゲートしてもらっちゃいました。 ほんとうに申し訳ない気持ちでいっぱいですが、でも楽しかったです。 そして、終演後の打ち上げではさらに深くこわ〜い?話もたくさん聞いちゃいましたが とてもここで書けるような内容ではないのでご容赦くださいね。 この日、会場に足を運んでくださった大勢のみなさま、 ほんとうにありがとうございました。 そして来ることができなかったビッグバンドファンのみなさんも 弊誌コラムの今後の展開をぜひ楽しみにしてください。 #
by bigband-jazz
| 2012-09-15 23:08
今ジャズといわれている音楽には、それはそれはなが〜い歴史があり、
多くの先人たちが築いてきた奏法や音楽理論、 あるいは深遠なるスピリットの積み重ねによって成り立っています。 渡邊 晋氏率いるTokyo Brass Art Orchestraは 昨年CD「Antiphonemics」を発表し先進的な音世界を聴かせてくれました。 しかし、この日のプログラムは「ジャズ・アンサンブルの進化と変遷1」と題し バッハのカンタータにはじまりエリントン、マイルスと 歴史を追って展開されていきました。 もちろん彼のアレンジによる独特な個性が施されており 新鮮な印象を得ることができます。 渡邊氏はジャズという音楽を、アカデミックな意味での クラシック音楽と、変わることのない土俵で考えており 純粋芸術として扱っていることが感じられます。 最後に演奏された(アンコール前)「Duodecim」は まさに彼が考える、来るべきジャズの姿を実演しているようで とても興味深く、また共感とともに聴くことができました。 この人の繊細な音作りに今後も注目です。 しかし、指揮台に上ってタキシード姿で指揮をするジャズミュージシャン 初めて見ました。 ブラボ〜 WATANABE Susumu (Music Director) FURUNO Mitsuharu、TAKANO Naoyuki、KOMATSU Takehiro、 DOI Tokuhiro、Nagano Jiro (Sax) SAWANO Motohiro、TAKEDA Motohiro、 TANUMA Yoshinori、Matsunaga Takuro (Tp) KAWAHARA Masahito、MITSUKA Tomoki、 TAKAHASHI Shintaro、TAKAMOTO Hiroyuki (Tb) YAMAGUCHI Mayuko (Vib) YAMADA Takako (Pf) Omino Yuta (B) KADOWAKI Makoto (Ds) #
by bigband-jazz
| 2012-09-01 23:04
ジャズという音楽はやっぱり個性があって成り立つものです。
同じ曲を演奏しても、そこから出てくるサウンドは十人十色。 「うま〜い!」とか「きれい♡」というありがちな「コトバ」を超越した 奏者の偽らざる「言葉」に共感するんだと思います。 渡辺貞夫さんが若い人たちに向けて 「ぼくはうまい演奏なんかちっとも聴きたくなんかないんだ、 本当の音を聴かせてくれ!」とおっしゃっていました。 このことを実感させられてしまうようなライブ、けっこうありませんか? わたしがうまいへた言うのもアレですけど・・・。 さて7年ぶりに来日をはたしたミンガス・ビッグバンドは 強力な音と個性的なサウンドをもったジャズそのもの。 巨人ミンガスの遺志を受け継いだこのバンドは エリントンやゴスペルの影響を感じさせながらも 聴くものに対してストレートに突き刺さってくるような重量サウンドは ほかでは体験することのできない、まさにオンリーワンの音です。 この人たち、いまどきにしては思いっきり悪そうな形相で ダラダラとステージにあがってきてなんとなく始めちゃうし。 だいたいファッションがマフィアのよう・・・ 曲順も全然決めてなさそうで、譜面を探しているメンバーもいて。 でもそこがかっこよくてなんかジャズなのです・・・ あれぇ?これ、もしかしたら演出なのかなぁ? 実はキッチリ台本あったりして・・・ Craig Handy, Wayne Escoffery, Alex Foster, Abraham Burton, Jason Marshall(sax) Andy Hunter, Robin Eubanks, Earl McIntyre(tb) Avishai Cohen, Alex Sipiagin, Jeremy Pelt(tp) Donald Edwards(ds) Boris Kozlov(b) Helen Sung(p) #
by bigband-jazz
| 2012-08-31 23:47
子どもがジャズを演るってどういうことだろう?
中学生くらいだと、やっぱり吹奏楽クラブに入って なんとなくカッコイイからSing Sing Singなんか先生が選んでくれて いつも演奏する曲よりノリがいいから「楽しい〜」ということなのかな? 最近は少子化で生徒が少ないから、しかたなく 少人数でもできるジャズに手を出した、なんて話も良く聞きます。 そういう経緯だとやっぱり先生もジャズ初心者だから うまいこと指導することができず、 卒業と同時にジャズは子どもたちの記憶から消え去っていくのでしょう。 しかし、横浜市笹下中学校のJazz Ensemble Orchestraは 顧問の先生が無類のジャズ好き、ということもありちょっと様相が違います。 この日は年3回行われるバトルジャズ・ビッグバンドの 「夏の陣」と銘打ったライブが目黒のブルースアレイで行われました。 リーダーの吉田治さんが先生と知り合いだったことから 普段のライブでは見かけない中学生が大勢やってきており しかも特別な計らいで、昼間行われたリハーサル見学付きです。 こういうの、記憶に残りますよね〜 しかもこの子たち、とても積極的に憧れのミュージシャンに質問したり、 楽器ケースにサインしてもらったり、ツーショット写真撮ってもらったりと まさにアイドルのように接していました。 (バトルのメンバーもまんざらでもない顔してました) この日のライブは、かなりこの子どもたちに対する メンバーからの暖かいメッセージが感じられ いつにも増してヒートアップしたすばらしい内容でした。 きっとこの中学生の心にも音楽の楽しさが刻まれたんではないでしょうか。 でも、この子たち、以前熱帯JAZZ楽団とも共演している強者ですから そういうレベル、とっくに超越しているのかもしれません・・・ バトルジャズ・ビッグバンド 「ライブ2012 夏の陣」 吉田 治、鍬田修一、大郷良知、鈴木 圭、長島一樹 (sax) 佐久間 勲、中野勇介、田中 充、中村恵介 (Tp) 五十嵐 誠、榎本裕介、川原聖仁、朝里勝久 (Tb) 則竹裕之(Ds) 岸 徹至(B) 伊賀拓郎 (Pf) #
by bigband-jazz
| 2012-08-23 23:14
|
ファン申請 |
||